ファン軽視の色が濃いフェスティバルズ2021 (長文)

5月4日の試合後に、ライオンズフェスティバルズ2021 のユニフォームが発表されましたよ。
パリーグTVなどで中継したので、現地に行けない方でも発表の様子を見ることができました。

あっしも観ましたが、率直に言って残念感が強い発表でした。
SNS界隈でも、8割以上があまり良い反応ではなかったように見えました。

反応されているポイントもわりとバラバラで、ざっくりいえば 「あっちもこっちも気に入らねえ」 という反応に見えました。
それだけだと難癖みたいに見えるで、ファンが感じた残念ポイントを、個人的な理解に基づいて細分化してみようと思います。
以下はあくまで私自身の感想と、私がSNSを読んで個人的に理解したファンの反応、を元にした内容になっています。



1. 吉本興業

フェスティバルズ2021全体を通して、吉本興業による様々なイベントが行われると発表されました。

この発表時には Twitter の TL は罵詈雑言の嵐でした。 ライオンズファンがいかに吉本興業を目の敵にしているか、企画担当の方は全くご存じなかったのでしょうか?

近年のライオンズ選手のFA移籍や元ライオンズ在籍選手の某球団への移籍、またその関係者が吉本興業によるマネジメント対象者に集中していたことから、多くのライオンズファンは吉本興業に対して憎悪に近い感情を持っています。 吉本興業が選手移籍にどの程度関与したかは不明であり実際のところ無関係である可能性も十分にあるのですが、吉本興業所属のGMの手腕により吉本興業マネジメントのライオンズのFA選手・元ライオンズ選手が某球団に移籍している現実があり、雑な感情論として吉本興業は「ライオンズの戦力流出の象徴の一つ」としてライオンズファンに見られてしまっています。
その吉本興業とライオンズが組んでイベントをやる、なんだそれファンに喧嘩売ってるのか? という反応です。
この反応に論理的な妥当性があるかどうかは分かりませんし、おそらく無いと思うのですが、少なくとも現存するそういったファン感情を一切無視して説明も弁明も無くこんなイベントやるの?という不信感は私自身も抱きましたし、多くのファンが感じたところかと思います。

発表の場には吉本興業の芸人さんが参加していました。私はこの方を存じ上げなかったのですが、ちょっと、いやかなり酷かったと思います。 流れもライオンズも無視していきなり始めた持ちネタ?は大滑り、発言はリスケさんのMCの邪魔でしかなく、芸で場をつなぐこともできず、やっと何かをしたかと思えばじゃんけん・・・・ それって芸ですか? 当然のように選手に拒否され、それを繰り返し自虐トークに用いるレベルの低さ。 ライオンズファンの吉本興業へのマイナスイメージに爆発的なブーストをかける役割を担いました。
いやファン感情抜きにしても、大丈夫なんですかね吉本興業。毎試合イベントやるそうですが、そのステージ開放してファンが密にならないようにしたほうが良いんじゃないですか?

この後いくつかの要素を書きますが、結局のところ吉本興業の関与が全てを台無しにしている感があります。吉本興業がかかわっていなければまあ納得できた内容が、吉本興業が関わったばかりに他所にも火が付いちゃってる感じがあります。



2. SDGs

ライオンズフェスティバルズ2021のテーマは、 "SDGs -Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)" なのだそうです。 SDGs は 「エスディージーズ」 と読みます。 これは2015年の先進国首脳会議で決められた、2030年までに達成すべき17の目標のことです。それぞれの目標に色が付けられており、関連のイベントはカラフルな採色が施されます。

# 私は以前 SDGs や MDGs についてJICAのトレーニングを受けており、SDGs については全くの無知、というわけではないですセーフ。

これはこれで大切な事ですが、ライオンズがイベントでやるべきテーマでしょうか?
いままでも SAVE THE EARTH や SAVE LIONS などのイベントをやってたライオンズですから方向性としては理解できますが、夏イベントのテーマにして、ソレを元にしたユニフォームを選手に着せるとなれば話は別なのでは?と思います。
それってファンが望む方向性なんですかね? 企画の決定から、ファンの存在が置き去りにされていませんかね?

あと吉本興業のSDGsイベントって何ですか? この 『国連とタッグを組み、話題の芸人たちが多数出演するSDGs啓発コラボ動画や、SDGsをネタに盛り込んで競う「SDGs-1グランプリ」の開催など』 って、ライオンズが賛同してタッグを組んでやるべきイベントなんですかね? ライオンズが関与することで何かブーストされるんでしょうか?ライオンズやファンにメリットがあるんでしょうか?

プロ野球チームがサスティナブル・プロモーションを行ってSDGs に貢献することはできると思います。それをやらずに、またはそれに伴う痛みや好ましくない変化をファンの目から隠して、ユニフォームやスタジアムを17色に染める事が本当に SDGs の達成に貢献する活動なんでしょうか?

昨今、官公庁をはじめ様々なところから SDGs 普及の圧り プロモーションがあるとも聞いています。テレビやネットでも多く扱われているようで、そのゴリ押しが SDGs のイメージ悪化を呼んでいるとも聞きます。どういう経緯でライオンズが噛んだのかは全く分かりませんが、すくなくとも SDGs を考慮したイベントがファンを考慮した企画であるようにはどうしても見えません。 あとなんで吉本とやるの?



3. レプリカ彩虹ユニフォーム(全選手対応) の発送時期

イベントの発表と同時に、キャップとユニフォームの発売が発表されました。フェスティバルズでは例年そうですね。
オーセンティックはユニフォームとキャップ、レプリカもユニフォームとキャップです。
レプリカユニは特定10選手(#1、#3、#5、#6、#7、#10、#13、#14、#60、#61) はレプリカコレクションとして発売され、他の選手のユニは受注生産となります。

この受注生産のレプリカユニフォームが問題となりました。発送が8月上旬なのですが、フェスティバルズの初戦は7月13日。つまり、すぐに注文してもユニフォームがフェスティバルズ初戦に間に合わないのです。

フェスティバルズのスケジュールは 7/13 と 14 の2試合をやり、五輪中断期間を挟んで次が8月13日以降、計17試合(ホーム11試合、ビジター6試合)です。 ホーム11試合のうち2試合使えないんですから、値段は2割引きでも良いと思うんですがそういう感じではなく、むしろ受注生産ユニは特定10選手のレプリカコレクション(\9980)よりも高い値段(\13440)が付けられています。

それならフェスティバルズの開始を後ろにずらして8月13日開始にすればよいと思うのですが、グッズの到着問題程度で絶対に絶対にそれはしたくない感じなのでしょうか・・・・
これは単なるお粗末といえばそれまでなのですが、やっぱりファン視点で企画されていないように見えるんです。夏イベントに受注生産のグッズ買って参加するファンってのはロイヤリティの高い熱心なファンだと思うのですが、彼らを裏切ってまでどうしても五輪中断前にイベントを開始したかったんでしょうか? あるいはロイヤリティの高いファンってのは「釣り上げた魚」で、エサなんかやる必要がないと考えているんでしょうか?

今回はさすがに頭にきたので、私はフェスティバルズ2021のユニは買いません。過去すべてのイベントでオーセンかレプリカのユニフォームを買い続けてきましたが、今年は見送ります。だって2試合着れないのが最初から分かってるんだもの。
今年のフェスティバルズはセネタースイベントの時のユニを着て観戦しようと思います。あの年のイベントはセネタースユニを着れる試合が少なかったので、今年着ようと思います!



他にもユニフォーム(彩虹ユニフォーム) のデザインの是々非々が話題になっていましたが、これは各人のセンスや好みの問題ですので今回は取り上げません。
あえて言うのであれば、彩色が SDGs のイベントで用いられる色ではなく、LGBT 関連のイベントで用いられる色に見えます。このあたりイベント企画に則っているのか心配な感じではあります。

良い所も無いわけではありません。例えば受注生産のレプリカユニフォームが、監督・コーチも対象になっていました。
これまで監督・コーチのユニフォームを買おうとするとオーセンティックコレクションしかありませんでしたので、嬉しい変更でした。
あとは・・・・何かあれば教えてくださいね!



ライオンズフェスティバルズ2021 全体として個人的に総括しますと、「ちゃんとファンの事考えて企画したの?」 に尽きます。
吉本興業、SDGs、受注生産ユニの発送時期とイベントスケジュール、どれもファンが二の次三の次で企画されているように見えます。

もっとも興業ってのは参加者やファンの事を考えずにテーマを定めて企画することもありますので 「ファンを無視するなんてとんでもない」 とまで言うつもりまではありません。 ただライオンズフェスティバルズ2021 の場合はペナントレースの一部で実施する形になりますので、まったくサラの人々を集めて開催するイベントではなく、ライオンズファンの参加を前提とした企画であるわけです。
であれば、ライオンズファンがイベントに対してどう考えるかは当然考慮して企画すべきだったと思うのですが、その色は薄い・・・いや、全く無いように見えます。

あるいは既存ファンは完全に無視した、新規ファンにターゲットを絞ったイベントなのかもしれません。
くっさい既存ライオンズファンはメットライフドームから早々にご退場頂いて、「おっ吉本興業いるなら池袋から30分かかるスタジアムに行ってみるか!SDGs とか超おっしゃれじゃーん! 販売ユニフォームがイベントに間に合わないのか、それも楽しいよね!」 と思ってもらえる素敵な素敵な新規ファンだけにメットライフドームを埋めてもらいたいのかもしれません。
そういうファンが押すな押すなと詰めかける素敵なスタジアムになるといいですね!



まあ皮肉はこの程度にして、私個人としてはこのイベントから、どこまでもファン軽視の色を感じました。

「吉本入れれば喜ぶだろ」 「話題の SDGs がテーマならついてくるだろ」 「ユニフォームが開催に間に合わなくてもまあ大した問題にならないだろ」 といった、上から目線でファンを見下した結果としての軽視 を感じました。

これはビジネスや興行について深く学習した自称エリートが陥りがちな罠だと思っていまして、陰に日向に「野球観戦なんぞにワラワラやってくる馬鹿どもからいかに利益を吸い上げるか」 という謎のビジネス目線で行われる興行企画の匂いを感じています。
そんな穿った見解ほとんど陰謀論だろww というご意見も大変、大変よく分かるのですが、今回のフェスティバルズ2021はそのレベルでもないと理解できないレベルでファンが軽視されたイベントだとも思うのです。

そんな陰謀論者のゴミ見解をスカーーーン!と吹っ飛ばすような、最高のイベントになることを祈っています。
ライオンズフェスティバルズ2021の最終日が終わった日に、 「64ユニwwwww」 とすべてのライオンズファンから指をさされて馬鹿にされる日がくることを、心から祈っています。
吉本のステージがドッカンドカンウケて、SDGs にライオンズファンが心を一つにして、ユニフォーム延着にすべてのライオンズファンが納得も得心もする、そんな素晴らしいイベントになるといいですね!
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西武の企画担当はピーターパンですね。
大人や古参からの酷評を無視して情弱やユニの歴史と誇りをあまり意識しないニワカへネタを提供してる間があります。

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お久しぶりです

2018の松井稼頭央復帰でオーセン頼んで
札幌開幕に間に合わなくて、もめたんすよね。
ファン軽視や、発売初日に頼んでなぜ開幕に間に合わせられない等々。
結果的に開幕2戦目に実家着、翌日札幌のホテル着で3戦目に現地で着れましたが。

この数日早くするだけの納期管理できないなら最初から届かないと書けと。

それ以降到着日の記載をすることが増えて、
勝手に自分の功績だと思ってます笑

書くだけ成長しましたよ。これに関しては。



去年のオレンジリボンあたりからなんか雲行き怪しいよなあって思ってましたわ。
チームカラー軽視するようになったら終わりだよなあと。

組織図をちゃんと見てないし調べる気もないので想像ですが、
イベント企画課が考案してたフェスティバルズ関連、
地域社会貢献活動課が考案してたオレンジリボンやライオン守るやつ。

多分後者の課にいるうんこエリートが、社内でやたら評価されて、
今回の企画を考案したと推測。

百歩譲ってSDGsネタをやるなら、フェスティバルと別で考えないとあかんと思いますよ。

ファンが全く望んでいない社会貢献絡みは、やるなら長期間ではなく単発イベントでやらないと。



64氏の今回の意見は、もうケチつけるとこがない完璧な意見だと思いますわ。
さすがです。
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